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ペルソナ設定とは?

窪田望
窪田望
2021/09/30 03:49

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

近年、ウェブサイトにおいては、ユーザーの体験が重視される世の中になりました。その時に欠かせないのが、誰にコンテンツを届けるか、という「ペルソナ設計」です。

ここでは、ペルソナの意味や、注意するべきポイントを解説していきます。

ペルソナ設定の意味と重要性

ペルソナとは、「person」というラテン語が由来で「人」とか「仮面」を意味する言葉になります。

マーケティングにおいては、ターゲットであるこのペルソナ(人物像)を決めることがとても大切だと言われています。

しかしながら、ターゲットを決めると言っても受け手によってイメージは様々なもの。

例えば「20代の男性」をターゲットとした際に、あなたはどのようなイメージが頭に浮かぶでしょうか。

  • 20歳になったばかりの男性で、かつ学生
  • 29歳のバリバリの営業マン
  • 25歳の入社3年目のエンジニア
  • 26歳で今が最も輝いているアスリート

このように同じ「20代の男性」でもターゲットとする人物像が人によってばらついてしまいます。

Webサイトには、デザイナー、エンジニア、プロデューサー、ライターといった複数の関係者が関わります。

その関係者間でおもてなしをする対象にばらつきが出てしまうと、サイト設計や運営における方向性のズレや改善点の正しい分析ができなくなってしまいます。

そのため、同じ20代男性でも、

  • 年齢:25歳
  • 家族構成:父、母、姉2人
  • 住まい:一人暮らし
  • 仕事:不動産会社の営業職

というように、ペルソナ設定はできるだけ具体的にすることが大切です。

ペルソナ設定は「できすぎ君ではなく、のび太君」を目指す

ペルソナ設定においては、ターゲットとなる人物像を具体的に設定することが大事だと言いましたが、その人物像は汎用性が高くなければいけません。

マーケティングというものは、より多く存在しているN数を見つけて、そのN数に対して有益なおもてなしを再現する試みの方が何度も何度も同じことを起こせるという考え方があります。

そのため、なるべく「できすぎ君(パーフェクトな人間)」をターゲットにはせず、何かコンプレックスがあったり、痛みや弱みを抱えているようなペルソナを定義しておくとマーケティングの施策が思い浮かびやすくなります。

これには「損失回避バイアス」という、何かを獲得しようと思うよりも何かから逃げようとする時の方がエネルギーを発揮しやすいという特徴があるからです。

例えば、下記2つの不動産投資の書籍があったとします。

 

A:儲かって仕方がない!絶対に稼げる不動産投資術
B:落とし穴にはまるな!手堅く失敗しない不動産投資術

 
 

この場合、報酬よりも損失の方を大きく評価する心理的傾向からBのアプローチをする書籍を手にする方が多く、これが損失回避バイアスという考え方です。

このようにペルソナは、具体的、かつ「のび太君=自分にコンプレックスを抱えている人間」を設定することが効果的と言えます。

まとめ

ちなみに、私がペルソナ設定をする際は、必ずその会社の営業の方に同席してもらうようにしています。

なぜなら、その業界の最前線に立つ営業の方は日頃からたくさんのお客様と接しているため、より身近で現実的なイメージを持っているからです。

営業と私たちマーケターの意思疎通を図ることによって、より良いペルソナ像を描くことができますので、ぜひあなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。

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