SEO対策

SEO対策とは?④コンテンツマーケティング戦略とYMYL

窪田望
窪田望
2021/09/30 03:48

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

今回は「SEO」について学ぶシリーズの第4回目です。

前回はペンギンアップデートとパンダアップデートによって、外部評価と内部評価をしっかりと形で高めていくためのコンテンツマーケティングについてお話しました。

SEO対策とは?③外部評価・内部評価

これで健全化を取り戻したかに見えたインターネットの世界。そう思った矢先に起きた、医療業界を巻き込んだある大事件。

今回はこの事件の真相についてお話していきます。

コンテンツマーケティングの落とし穴

ブラックハットSEOとホワイトハットSEOのせめぎ合いによって、より品質が高い検索結果を提供するためにはどうしたらよいか、という抗争の歴史を繰り返してきた検索エンジン(Google)。

コンテンツマーケティングの台頭によって、ブラックハットSEOの浄化が進むかと思われましたが、ブラックハットは、このコンテンツマーケティングの盲点を見つけてしまったのです。

その盲点とは、コンテンツマーケティングの考え方は「良いコンテンツ」を作ること。これには、一定の法則があることを見出したのです。

 
 

●良いコンテンツとは

  1. 文章量が長い
  2. 適切な見出しがついている
  3. 適切な画像が用いられている
  4. 重要なワードは太文字になっている
  5. ライターがしっかり書いている
 
 

ブラックハットは同時期に流行したクラウドソーシングを通じ、安価な値段で依頼を引き受けてくれるライターを大量に使ってコンテンツマーケットを悪用し始めたのです。

「医療分野」で起きてしまった大事件

SEO対策シリーズの第一回目でもお伝えしましたが、SEOは「インプレッション×CTR」で求められることをお話しました。

SEO対策とは?①ブラックハットSEOとホワイトハットSEO

ブラックハットは、なるべくインプレッションが高いもの、検索露出が高いものを絞り込んで、ライターにコンテンツを大量に書かせることを行いました。

しかし、当時は1文字1円を下回るような安価な値段でライターに依頼していたため、ライターのスキルやモチベーションも現在のように高いものではなく、結果としてコンテンツの内容が低クオリティなものになってしまったのです。

例えば、「肩こり解消」というキーワードで検索した時に、「肩に霊がついているから除霊した方がよい」となっていたり、何の医療的根拠もなく「肩こりは〇〇した方が良い」といった適当なことが書かれているサイトばかりが上位を占めるようになってしまったのです。

コンテンツという観点からすれば、先程お話した「良いコンテンツ」の条件を満たしていたため、このような状況が起きてしまったのです。

とくに医療分野では、こうした状況が命に関わることにも発展しまったため、大きな混乱を社会に及ぼしてしまったのです。

Googleの新基準「YMYL」という考え方

ブラックハットによって、再び深刻な問題へと発展してしまったことを受け、Googleは新たな基準作りへと乗り出しました。

その基準とは、コンテンツを「センシティブな内容のもの」、「センシティブではない内容のもの」、この2つに分けて考え、この内、センシティブな内容のものをYMYLとして定義付けを行ったのです。

 
 

●YMYLとは
Your Money, Your Lifeの略で、お金や人生に関係するコンテンツはセンシティブな内容であるという考え方

 
 

ブラックハットがコンテンツマーケティングを悪用したことによって、一歩間違えれば情報が人を殺してしまう可能性も出てきてしまった医療分野を巻き込む大事件。

これはお金の分野でも同じで、サイトに書いてある情報を鵜呑みにしてしまったことで破産してしまう可能性もはらんでいます。

つまり、検索エンジンが社会に広く普及したことで検索責任が求められる時代になり、YMYLという考え方が生まれたわけです。

「EAT」に沿ったSEO対策

では、具体的にYMYLはどのようなコンテンツであることが望ましいのか。その基準としてEATというものが作られました。

EATとは、下記3つの頭文字からなるものです。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

これまでは、単純にコンテンツが長かったり、文章が長かったり、ライターが破綻のない文脈で書いていたら良いコンテンツとして評価されてきましたが、

医療やお金に関して言えば、

  • ちゃんとした専門家の言葉なのか?
  • 誰に取材をしたのか?
  • 誰が監修したのか?
  • 医師がチェックした医療情報なのか?


こうしたことがコンテンツに問われるようになったのです。

まとめ

EATという新たな基準によって、コンテンツの内容はもちろん、リンクについても被リンクだけでなく、コンテンツからの発リンク(引用先)の情報にも信頼性が求められるようになりました。

では、信頼できる情報とはそもそもどういった情報を指すのでしょうか。

次回は、この信頼できる情報の代表とされる「一次ソース」を切り口に、その具体的な探し方のテクニックを紹介していきます。

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