SEO対策

SEO対策とは?② ペンギンアップデートとパンダアップデート

窪田望
窪田望
2021/09/30 03:48

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。

今回は「SEO」について学ぶシリーズの第2回目です。

前回はブラックハットSEOとホワイトハットSEOの2つがあるということをお話しました。実はSEOの考え方は、この歴史から考えると非常に分かりやすくなります。

SEO対策とは?①ブラックハットSEOとホワイトハットSEO

言い換えると、今まで検索エンジン(以下Googleと表記)とブラックハットSEOがどういう風に対決してきたか、というドラマを理解するとSEOについての理解が深まりますので、1つずつ紐解いていきましょう。

外部対策と内部対策の黒歴史

まず、ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの定義をおさらいしておきます。

■ブラックハットSEO
自分たちが得をして、ユーザーやGoogleには全く得がないこと

■ホワイトハットSEO
コンテンツを通じた良い体験を提供して、ユーザー、Google、コンテンツ提供者の三者が得をすること

 

これを踏まえて、過去ブラックハットSEOには、どのような手法があったのかについて見ていきましょう。

これまでSEO対策には、外部対策と内部対策を最適化することが重要であると言われてきました。

外部対策の代表例には「被リンク」と呼ばれるものがあり、この被リンクの数が多いほど検索結果の上位になる、ということが知られていました。

一方、内部対策では、いかにサイトコンテンツの中にキーワードが入っているかが検索結果に影響すると言われていたのです。

PageRank とは

もともとGoogleが考えた検索エンジンの根本には「PageRank」というものがありました。

PageRankとは日本語にすると「ページの順位」という意味を想像する方も多いと思いますが、実はラリー・ページさんが作ったランキングの指標のことを意味しています。

では、このPageRankとはどういった考え方から生まれたものなのでしょうか。

当時、世界中にインターネットが普及していったことで、毎日のように数多くのWebサイトが増え続けていきました。こうした中でGoogleは、この星の数ほどあるWebサイトの良し悪しをどのようにつけるべきか、ということを考えるようになったのです。

この発想自体素晴らしいことだと思いますが、ある時GoogleはWebサイトの良し悪しをつけるヒントとして「論文」に着目しました。

良い論文というのは、必ずほかの論文から引用されています。

この「引用されている」ということをWebサイトで表現したらどうなるのかと考えた結果、「リンクされている状態」という定義づけをしました。

つまり、人は良いものだから紹介するわけであって、リンクしているという行動を一つの投票行動と考えたらどうか、これをPageRankとしたのです。

外部リンクスパムの暴挙

PageRankは0~10までの11段階で評価されたアルゴリズムでした。

ここで登場したのがブラックハットという集団です。

このPageRankというアルゴリズムに対し、「リンクをいっぱい貼ればいいのか」と考えたブラックハット達は、大量にドメインとサーバー、Webサイトを用意して、数にしたら100万個くらいから一斉にリンクを送ってしまったのです。

その結果、ブラックハット達が作ったWebサイトはアクセスを大量に集めることに成功し、莫大な利益を稼ぎ出してしまったのです。

ラリー・ページが考えたPageRankの「人は良いものしか紹介しない」という性善説を逆手にとって、ブラックハット達が行った自作自演の手法。

これは「外部リンクスパム」と呼ばれ、当時Web界隈では大きな話題となりました。

ワードサラダの蔓延

では、外部対策に対して、キーワード数・キーワード率が大切だと言われた内部対策はどうだったのでしょうか。

わりやすく言えば、「リンゴ」というキーワードを検索した時に、リンゴに関する情報がきちんと書かれているか、これを1つの評価基準としたのが内部対策だったわけですが、

ここに目をつけたブラックハット達は「ワードサラダ」という手法を編み出しました。

具体的には、「リンゴ」といった同じ単語が意味もなく登場するだけの、支離滅裂な文章のコンテンツを大量に作成して、検索結果の上位に表示させることに成功してしまったので
す。

Googleがとった2つの対策

このようにブラックハットの集団は、Googleが本来考えていた外部対策と内部対策を悪用して、質の低いコンテンツを上にあげ、自分だけ利益を蝕もうとする作戦を考えてしまいました。

その結果、私たちユーザーが検索エンジンで何か検索をした時に、訳が分からないコンテンツばかり出てくる状態となってしまったことで、Googleはユーザーの「Google離れ」を深刻に捉えるようになったのです。

そこでGoogleは「ペンギンアップデート」と「パンダアップデート」という2つの対策に打って出たのですが、この2つの対策には、それぞれの動物の色にちなんで、「良いものと悪いもの白黒をつけよう」という共通のテーマが掲げられました。

  • ペンギンアップデート:被リンクが本当に良いものなのか、悪いものなのか
  • ペンギンアップデート:被リンクが本当に良いものなのか、悪いものなのか
  • パンダアップデート:コンテンツ(キーワード)が良いものなのか、悪いものなのか

このように被リンクとコンテンツをしっかり検閲することで、Googleはブラックハットの横行を止めようとしたのです。

まとめ

ペンギンアップデートとパンダアップデートという2つの対策によって、ブラックハットSEOの火消しに成功したGoogle。

これによって検索エンジンは健全になった、そう安堵した矢先に起きた新たなブラックハットSEOの台頭。

次回は、この「むやみやたらにリンクを増やしたり、コンテンツ増やしても意味がない」時代のブラックハットSEO VS ホワイトSEOの戦いについてお話したいと思います。

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