SEO対策

SEO対策とは?①ブラックハットSEOとホワイトハットSEO

窪田望
窪田望
2021/09/30 03:48

株式会社クリエイターズネクストの窪田です。今回から全6回のシリーズで「SEO」についてお話させていただきます。

私は3万8000名のウェブ解析士の中でベストオブベストに2年連続で選出されました。そのため、本記事では、ウェブ解析の知見からSEOを説明していきます。

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとった略称になります。

オプティマイゼーションという言葉は、あまり聞き慣れない言葉なので、難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「最適化」という意味になります。

つまり、SEOとは日本語で訳すと「検索エンジン最適化」という意味になります。

SEOとクリック率

Googleのような検索エンジンで何か検索したときに、上に上がってくるサイトと下の方に出てくるサイトには、かなり差があるように感じないでしょうか。

Webマーケティング用語で「クリック率」という言葉がありますが、検索結果の上に表示されるほど、クリックされやすいと思いませんでしょうか。

実は、このクリック率について詳しく調べている団体があるのですが、野球で言う3割バッターみたいなものと考えておくと分かりやすいのです。

実際には日々CTRの平均は変化していますので、詳しいCTRを知りたい方は、CTR STUDYのサイトを見ると良いでしょう。

検索順位

PC

スマートフォン

1

32.79

26.7

2

16.08

14.81

3

9.01

9.3

4

5.73

6.19

5

3.83

4.37

6

2.66

3.17

7

1.91

2.33

8

1.46

1.76

9

1.12

1.34

10

0.92

1.06

データ参照元:Google Organic CTR History(International)- Advanced Web Ranking(2021年2月データ)

つまり、上に行けば行くほどクリック率が高いということになりますが、このクリック率のことを専門的には「CTR(Click Through Rate)=クリックされる確率」と言います。

SEOとインプレッション

月間でそのキーワードがどのくらい検索されているかを示すWebマーケティング用語として、インプレッション(Impression)があります。

例えば、50,000回くらい検索されているキーワードがあるとしましょう。

仮にこのキーワードで検索結果の1位になった場合、33%程度のCTRがとれますので、50,000回×0.3≒15,000回の流入数が得られます。

つまり、検索結果の1位になることでWebサイトに来てくれる方が15000人増えますよということが言えるわけですが、これを「検索エンジン対策(=SEO対策)」と言います。

SEO対策の歴史

では、検索エンジンはどんなサイトを上げ、どんなサイトを下げさせたいのでしょうか?

例えば、「りんご」というものを検索して、1位に表示されたサイトが「みかん」について書かれているものだったらどうでしょうか?

りんごがみたいのにみかんが表示されるような検索結果だったら、Googleのような検索エンジンに対して不信感が湧きますよね。

こうした状態では、Googleにとっても「自分たちのブランドが毀損してるぞ」となってしまいますので、大問題になります。

しかし、実は過去には「りんご」と検索しているのに「みかん」と表示されてしまうような歴史的な事件があったのです。

ブラックハットSEO

冒頭でもお伝えしたように、SEOとは「検索エンジン最適化」という意味ですが、この検索エンジンはどのように上位に出して、どのように下に出しているか、このロジックだけを研究してきた悪い人たちがいたのです。

こうした人は「ブラックハット(=黒い帽子をかぶっている人たち」と呼ばれていますが、このブラックハットSEOを実践する人たちが「りんご」という検索結果に「みかん」を表示させるようになったのです。

先程説明したように、インプレッション×CTRで流入数が決まるので、「りんご」のサイトじゃないのに、自分たちのサイトだけが膨大なアクセスを取るようになってしまったのです。

つまり、ブラックハットSEOとは、

  • コンテンツプロバイダー:プラス(たくさんのアクセスが得られる)
  • ユーザー:マイナス(欲しい情報が得られない)
  • 検索エンジン:マイナス(ブランドが毀損される)

こうしたコンテンツプロバイダー(コンテンツ提供者)だけが得をする悪いSEOのやり方というわけです。

ホワイトハットSEO

このブラックハットSEOに対して、みんなのためになるようなコンテンツを作りましょう

という考え方をホワイトハットSEOと呼ばれます。

コンテンツプロバイダー、ユーザー、検索エンジンの三者がプラスになることが、検索エンジンの最適化であり、Googleが目指しているところになります。

近年では、この三者が得をするという考え方を発展させて、SEOからSXO(Search Experience Optimization)という手法が重視されるようになっています。

SXOは日本語に訳すと、「検索体験最適化」という意味になりますが、

検索エンジンを最適化するために、検索をしたユーザーがその先に見たコンテンツで、いかに良い体験だったと思ってもらうか

この考え方に基づいたコンテンツ作りが、今後は一層求められています。

まとめ

SEOについて語りはじめるともっと深い話になりますが、今回は最も基本的な「SEOとは何か」について解説いたしました。

SEO対策は、ブラックハットSEOとホワイトハットSEOの歴史だ、と考えると、SEO対策でやるべきことが見えてきます。

これから数回に渡って、SEOの基本から上級までを紹介していきますので、ぜひこの機会にSEOの知見を深めていきましょう。

納品物クオリティーのアクセス解析レポートを1分で。

Google Analytics・Search Consoleから
わかりやすいPowerPoint・Excelレポートを生成

report
HOMEKOBITブログWEBマーケティングSEO対策SEO対策とは?①ブラックハットSEOとホワイトハットSEO