目次
今回はIllustratorを使ったグラフィカルな波打ち文字の作り方を紹介していきます。
以前紹介したトランプの応用加工になります。
ツールパネルの長方形ツールで長方形オブジェクトを作成します。
1で作成した長方形オブジェクトを選択し、グラデーションパネルから任意のグラデーションを塗りに追加します。
ツールパネルの文字ツールで任意の文字を入力します。
3のテキストをOption+Shiftでドラッグアンドドロップし下部に複製。
上の文字を「塗り・線:なし」に、複製した下部の文字を「塗り:白」「線:黒」にします。
オブジェクト>ブレンド>ブレンドオプションでステップ数を入力します。
ここでは50に設定しました。
2つのテキストオブジェクトを選択し、オブジェクト>ブレンド>作成でブレンド効果を反映させます。
6でブレンド効果を付与した文字を選択し、オブジェクト>エンベロープ>ワープで作成でワープオプションパネルを表示し、スタイルを波形、水平方向にチェックを入れカーブに数値を入力します。ここでは30%に設定しました。
1で作成したグラデーションの大きさを7で作ったエンベロープをかけたオブジェクトと同じ大きさにし、重ねて配置します。
グラデーションが下、文字が上にのる重ね順で配置しています。
グラデーションオブジェクトと文字オブジェクトを選択した状態で透明パネルのハンバーガーメニューから不透明マスクを作成を選択し不透明マスクを適応させてグラデのかかった動きのある文字が完成します。
今回はエンベロープを使用したブレンド文字を不透明マスクとして反映させる方法を紹介しました。レトログラフィカルな表現に合うイメージを作成できます。
エンベロープのメッシュを調整することでさらに動きの加わった文字群を作成することができます。