今回は、Photoshopの画像加工の王道、痩せ加工がきれいに決まる方法を紹介していきます。
寄せるだけでは背景が歪む、形に違和感が出るなどありますが、部分指定することで全体的な歪みを防ぐことができます。
投げ縄ツールで気になる部分を囲い右クリック(もしくはCommand+Enter)で境界線をぼかすを選択し、5pxの数値を入力します。
Command+Jを2回繰り返し、選択した部分を別レイヤーとして2回複製します。
レイヤーパネルの最前面にあるレイヤーを選択し右クリックもしくはCommand+Enterからクリッピングマスクを選択、下層のレイヤーに対してのマスク指定を行います。
最前面のレイヤーを選択したままCommand+Tで変形の操作に移り、右クリックもしくはCommand+Enterからワープを選択し、任意の変形を行います。
これで違和感なく部分的に変形を加えることが可能です。
部分的な歪みを加える方法は色々あるので、隣接している部分との関係を見つつ適した加工を選んで行う必要があります。
今回はその中の、範囲選択後、クリッピングマスクを作成しその範囲内での編集をすることで、不要な部分の歪みが発生するリスクをなくした部分編集の方法を紹介しました。
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
→北野敦子さんによる寄稿記事を読む