Jpg画像やpng画像などラスター画像が、本来の使用サイズよりもデータが小さく、境界線がガビガビになってしまっている時はありませんか? しかしどうしでもその画像しか使えない、そんな時に、少しだけですが応急処置的に画像を修復する方法をご紹介します。
画像をPhotoshopで開きます。
イメージから画像解像度を開き、再サンプルにチェックをつけて解像度を300に変更します。
フィルター>シャープ>ブレの軽減で目視で色の境界部分に出てしまっている斑点やガビガビとした印象を調整していきます。 今回は斑点の抑制にチェック、ぼかしトーシングの境界187px、ソースノイズ【自動】、滑らかさ100%に設定しました。
これで荒れを軽減できました。 左が元画像、右が変更後画像です。 わずかですが、差が見えると思います。
少し色の境界線に見えていた画像の「荒れ」が軽減しました。 ちょっとした差ですが、そのままの画像を使ってしまうよりはイメージが良いものになります。 本当はちゃんとした綺麗な画像を使用することがベストですが、どうしてもその画像を使用しないといけない時、時間がなくて仮で荒れた画像を使用する時などに「ごまかし」として使える効果です。
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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