コンセプトをデザインに落とし込む時、写真を撮る際に必要になってくる構図。 この構図を捉える際にデッサン用のアイテム「デスケル」が大活躍します。 机の中に置いておくだけで、カメラと一緒にも落ち歩くだけで役に立つこのアイテム「デスケル」とは。 イチオシアイテムを紹介していきます。
そもそもデスケルとはなんなのか。 デッサンや絵画を描く際に構図を決定する際のサポート用具です。 デスケルを覗き込み構図を決定できるだけでなく、縦横のガイドラインが引いてあることで、落とし込んだ絵の構図の狂いや比率の差分を見える化することのできる便利な道具です。
デスケルは、被写体と自分の間に入れ覗き込むことで構図を図ります。 被写体に向かってかざし、被写体と自分とのラインに対して垂直にして覗きます。 毎回角度が変わってしまうと、見えてくる境界の振り分けが狂ってきます。
B版紙の縦横比/木炭紙用/F6/F8/F10のサイズがメインで存在します。
デッサン用のこのデスケルですが、直接枠の中に絵として落とし込むための道具ですので、もちろんデザインで構図を考える際や写真の構図を取る際にもフレームがあることでイメージとしてかなり捉えやすくなります。 しかも価格もかなりお手頃価格なので構図に悩むことがある方に大大大オススメです!
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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