デザイン

超絶便利【Adobe capture】2. 紙に書いたイラストをパス化する

北野敦子
北野敦子
2019/09/08 08:04

はじめに

前回に引き続き、Adobeのスマートフォン向けアプリケーション【Adobe capture】の使い方を紹介していきます。
前回はフォント検索の「文字」機能についてご紹介しました。
今回は、紙に書いたイラストをワンクリックでシェイプ化する「シェイプ」をご紹介していきます。

1.なにができる?

スマートフォンでAdobe captureを起動させ、紙に描いたイラストをカメラで撮影することで、そのイラストをシェイプとしてベクターデータ化しCCライブラリに保存、ライブラリからデスクトップアプリケーションに展開できます。
撮影に明るさやコントラストなども調整でき、自動クリーンアップで荒れている場合も調整可能です。また、撮影したのちにパスの細部調整が可能ですので、先にスマートフォン上で大まかに調整し、さらに細かな点の調整やカラーリングをデスクトップアプリケーションで行えます。

2.どうやって使う?

1.ログイン(Adobe capture初回起動時のみ)

APP初期起動時に、ログイン画面が出ます。
そこで既に持っているAdobeアカウントを入力し次に進みます。


2.カメラのアクセスを許可(Adobe capture初回起動時のみ)

アプリケーションのカメラのアクセス権を求められるので許可します。


3.使いたい機能を選択

カメラ画面に切り替わるので、そこでAdobe captureの使いたい機能を選択します。ここではイラストのパス抽出がしたいので「シェイプ」を選択します。
(ツール名部分をスクロールすることで、機能を切り替えることができます。)


4.対象物を仮撮影

「シェイプ」の機能へ進むと、モノクロの撮影画面が現れます。
パス化したい任意の箇所を画面に映し、その画面をタップすることで撮影画像の一時停止ができます。


5.コントラストの調整

中央下部に現れるバーでコントラストの調整が可能です。
丸ボタンをスクロールして、コントラストを調整します。


6.加工を加える

画面上部の加工バーで調整を行います。

(1)反転(任意)

左部の四角の中に丸があるアイコンをタップすると、パスの反転ができます。

(2)自動クリーンアップ(任意)

中央に位置する、クリーンアップアイコンをタップすると、画像を自動でクリーンアップできます。

(3)効果を加える(任意)

右部に位置する効果アイコンをタップすると、画像に様々な効果を加えることができます。


7.画像の確定

効果やクリーンアップなどの調整が完了したら、画面下部にある○をタップし、画像の確定を行います。(仮撮影時にはチェックマーク)
このチェックマークをタップするまでは、画像部分へのタップで一時停止・解除を選択できるので、撮影のやり直しを繰り返すことができます。


8.編集

ここで撮影した画像の編集作業を行います。

(1)調整

消しゴムツールで不要な部分の削除、ペンツールでシェイプ上に描画できます。

(2)切り抜き

シェイプの切り抜きができます。
ここで不要な部分を切り抜きます。

(3)スムーズ

スムージングのオン・オフを切り替えることができます。


9.保存

編集が終わったら、画面右上の「保存」をタップしいて保存します。
ここで保存された情報がAdobeアカウントのCCライブラリに入るのでデスクトップアプリケーションでもCCライブラリのウインドウからワンクリックでそれを抽出できます。



まとめ

このシェイプの色の追加はパス化されているのでデスクトップアプリケーションで可能です。
紙に描いたものをシェイプ化できるだけでなく、被写体全てでシェイプ化(パス化)が可能ですので、色々なもので試してみはいかがでしょうか。

著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子

kitano

1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。

※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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