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今回はPhotoshopで作る漫画風の線が文字の作り方を解説していきます。 和風表現寄りな文字加工になります。
フォントを選択して文字を書き、フォントの大きさを任意で調整します。
文字の書かれたテキストレイヤーをレイヤーパネルから複製します。 この時背面にあるテキストレイヤーを非表示にします。
表示されている方のテキストレイヤーを、フィルター>表現手法>風で加工を加えます。 この際ポップアップでテキストレイヤーの変換の確認が現れるのでラスタライズを選択します。
風のフィルターを加えたレイヤーを選択したまま、フィルター>ぼかし>ぼかしガウスで半径1pxほどぼかしを加えます。
ぼかしを加えたフィルターを選択のまま、フィルター>表現手法>輪郭のトレースでさらに加工を加えます。 ここではレベルを128、エッジは指定レベル以上の画像の周りにチェックを入れます。
非表示にしていた背面のレイヤーを表示にして加工は完了です。
今回は漫画寄りの線画表現を行なってみました。 今回まででIllustratorとPhotoshopの文字加工表現を先月と合わせて全8回紹介してきました。 他にもまだまだ加工だけで大きくイメージを変えれる表現がありますのでぜひ色々と触ってみてください。
1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。
※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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