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Googleサーチコンソールが充実させてきた構造化データ関連レポートとは何か

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2019/08/11 21:15

Webページの内容を表す構造化データが検索エンジンの使い方を高度化している

Googleは構造化データ活用への取り組みを進めており、2019年前半に見られたサーチコンソールの機能追加は、その流れを後押しするものでした。構造化データとは、Webページに何の情報が含まれるかを示す情報であり、検索エンジンはその構造化データによって、正確にページを分類できるようになります。

最近ではGoogle画像検索をした際に、関連するカテゴリがいくつか表示されるようになりました。そのカテゴリをクリックすると、そこに分類された画像に絞り込まれる仕組みです。レシピや求人、イベントといったカテゴリがあり、ユーザーは検索キーワードに自分で入力しなくても、欲しい情報がスムーズに閲覧できるようになります。

イベント情報サイトEventbriteは構造化データを活用し、Webページがイベントに関する情報であると明記することで、検索からの流入が年間で100%増加したという事例が報告されました。検索エンジンに正しくページの情報が理解され、検索結果画面に構造化データが反映されれば、ブランド認知を高める効果をもたらします。

サーチコンソールへ新たに導入された構造化データ関連のレポート

サイトリンク検索ボックスは、検索結果画面でWebサイトを対象として検索機能を提供するものです。例えば、Pinterestと検索した場合、検索結果画面にPinterestの検索ボックスが表示され、すぐにサイト内検索が行えるようになります。ここで、サイトリンク検索ボックスの指定を行うのが構造化データに当たります。Googleサーチコンソールに導入されたサイトリンク検索ボックス・レポートは、この構造化データの設定を確認し、改善へつなげることを目的としています。

エラー、警告、有効という状態ごとに、サイト内のWebページを評価する機能が提供されています。また、サイトリンク検索ボックスの他にも、構造化データを解析するレポートとして、イベント、求人情報、ロゴ、商品、Q&Aページ、レシピ、動画といったものが挙げられます。

ロゴに関するレポートも、2019年5月に導入された新しいものです。検索結果画面ではWebページのロゴが表示されるようになり、ブランドを印象付けるのに重要な役割を果たすようになりました。構造化データに問題が発生した際には、素早く検知し、検索エンジンへ再クロールを促す必要があります。特に、急激にエラーが増加している場合は、サイト全体にまたがる問題が潜んでいる可能性が高いため、注意を払うべきです。なお、ロゴもサイトリンク検索ボックスも、Webページで構造化データを指定していなければ、Googleサーチコンソールの画面に表示されないようになっています。

構造化データを検知したものの、検索エンジンが解析できなかった場合には、「解析不能な構造化データ」レポートという新しい機能にて確認できます。主に構文エラーが原因であり、重大な問題から順に表示されます。こちらも、該当するエラーが存在しなければ、レポートは表示されない仕様です。

新たに導入されるスピードレポート、Discoveryレポートでサイト改善を目指す

2019年5月に実施されたGoogle I/Oカンファレンスでは、スピードレポートという新しい機能がベータ版として公開されました。Webページの表示速度をもとに、速い・平均的・遅いといった分類を行い、Webページの評価を行うレポートになる見込みです。昨今では、表示速度はユーザー体験に大きな影響を及ぼし、表示が遅いだけでユーザーはサイトから離脱してしまう原因となります。サーチコンソールでは、ページ毎の評価が確認できれば、問題の特定や改善につながるでしょう。2019年6月時点では一部のユーザーにのみ試用できる段階であり、今後の展開が期待されます。

サイト流入の分析を行う上で興味深いのはDiscoverレポートです。Googleアプリのおススメ記事としてWebページが採用された場合のパフォーマンスを分析するもので、クリック数・表示回数・平均クリック率(CTR)などが確認できます。ユーザーの興味をひく話題の記事がおススメとして採用される仕組みなので、サイト運営者が何かを働きかけられるわけではありませんが、品質の高い情報を継続的に発信していくのが高い評価につながるのは言うまでもありません。Googleアプリのおススメ記事として採用された経験のあるサイトのみが、サーチコンソールのDiscoveryレポートを使用可能です。

まとめ

Googleサーチコンソールは年々新しい機能が追加されてきました。最近は構造化データ関連の機能が充実するようになり、Webページの内容を表す構造化データによって、検索エンジンの使い勝手を向上させようとしています。このトレンドを活用すれば、サイトへの流入を増やす施策へとつなげられるかもしれません。

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