SEO対策

新元号・令和の発表に見られたリアルタイム・マーケティングの可能性

marketing
marketing
2019/07/03 20:39

新元号発表と共に号外商品を配布したリアルタイム・マーケティング戦略

リアルタイム・マーケティングは、顧客が必要とする情報を、最適なタイミングで提供し、広告効果を最大化する施策です。1990年代に提唱された手法ですが、スマートフォンやソーシャルメディアが普及し、いつでもどこでもネットにつながり、コミュニケーションが取れるようになった現代こそ、リアルタイム・マーケティングが注目されるようになりました。

オリンピックやワールドカップといったイベントでは、全世界の人々が同じ時間を共有し、話題を共有しています。視聴率の高いテレビ番組についてTwitterでつぶやき合うといった事例もたくさん見られるようになりました。情報過多の時代で注目を集めるのが難しくなり、また、一人一人が別の画面を眺めるスマートフォン中心の世代に対し、リアルタイムで話題を共有できるのは、大きなチャンスとなり得ます。

新元号・令和の発表も、リアルタイム・マーケティングを展開する絶好の機会となりました。元号発表の一時間後にはパッケージに令和を記した飲料やお菓子が配布されるケースが報じられています。印象的なイベントを機に手にしたものは、ユーザーにとって記念品のような存在です。ブランドの認知を高め、好印象を与えるリアルタイム・マーケティングの良い例と言えるでしょう。

リアルタイム・マーケティングの計画にはイベント・顧客層・チャネル・目標設定が必要

84%の企業は、リアルタイム・マーケティングの効果として顧客体験の向上を指摘したという調査があります。さらに、良い顧客体験は、売り上げやロイヤルティの向上へつながります。また、71%の企業は既に、何らかのリアルタイム・マーケティング施策に携わっているとも言われています。定量的な成果に加え、ブランド認知のような定性的な効果もあり、広い意味で顧客との関係づくりに役立ちます。

リアルタイム・マーケティングを計画するには、きっかけとなるイベントを特定する必要があります。ソーシャルメディアのトレンドから、天気・天候の変化、株価の推移まで、自社の商品・サービスに関係のあるイベントは何でも機会として捉えられます。そして、リアルタイム・マーケティングを実施する対象となる顧客層について検討します。例として考えられるのが、在庫待ちをしている顧客や、特定のキーワードに興味を持つ見込み顧客層といったセグメントです。

リアルタイム・マーケティングでは使用するチャネルも重要であり、リーチしたい顧客層が好む媒体を利用しなければ効果は期待できません。Twitterで拡散したり、Eメールを送信したりする方法が考えられます。新元号発表で見られたように、オフラインでのキャンペーンも有効です。

最終的に目標とする成果をあらかじめ定めておくのがリアルタイム・マーケティングの戦略として求められます。ブランド認知を高める、売り上げを伸ばす、エンゲージメントを生み出す、といった目標をもとに、リアルタイム・マーケティングの成果を測定します。

ハプニングを機会に変えるアイデアが、ライブ配信に希少性を与える

リアルタイム・マーケティングの伝説的な事例として「オレオ」が知られています。2013年のスーパーボールで停電が発生した際に「停電しても大丈夫」「暗闇の中でもダンクする」というメッセージをTwitterに投稿しました。ハプニングをチャンスに変え、大きなバズを生み出したのです。オレオのマーケティング担当者は、ハプニングを逆手にとって対応できる体制と創造性を持っていた点が高い評価を受けました。

リアルタイム性を押し出したサービスは増加してきています。InstagramやLINEではライブ配信が可能であり、また、SHOWROOMという生配信に特化したストリーミングサービスも知られるようになりました。テレビを持たない若年層には、ライブ配信を使って商品販売を目指すライブコマースが有効だと考えられています。リアルタイムでしか見られない希少性がユーザーをひきつけ、ハプニングを機会に変えられるマーケティング担当者がチャンスをつかむ時代になったのです。

まとめ

新元号発表と共に、号外商品の作成が相次ぎ、リアルタイム・マーケティングへの関心が窺えました。リアルタイム・マーケティングは、情報過多の時代に希少な瞬間を作り出す施策です。ハプニングさえもチャンスに変えられる創造性がリアルタイム・マーケティングの成功には欠かせません。

納品物クオリティーのアクセス解析レポートを1分で。

Google Analytics・Search Consoleから
わかりやすいPowerPoint・Excelレポートを生成

report
HOMEKOBITブログWEBマーケティングSEO対策新元号・令和の発表に見られたリアルタイム・マーケティングの可能性