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Googleアナリティクスの新機能でユーザー個人の行動に焦点を当てて分析する

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2019/04/29 21:37

ページビューやセッションを越えた「ユーザー」指標による分析が可能に

デジタルマーケティングでは個人の行動を理解し、正確なセグメンテーションを行う必要があります。特に、コンピュータやモバイル機器にまたがって複数のデバイスを使うユーザーが増えた今、チャネルを統合したユーザーの振る舞いを把握しなければなりません。Googleアナリティクスの新機能では、ユーザー個人に注目した分析が可能になりました。

Googleアナリティクスでは「ユーザー」の指標が追加されています。これまでは各ページの閲覧を表す「ページビュー」や、複数のページにまたがった一連の訪問を計測する「セッション」単位の分析が中心になっていました。そこで、複数のセッションについて、異なるデバイスであっても一人の個人の行動をまとめた「ユーザー」単位の分析が可能になったのです。Googleアナリティクスのユーザーに関する標準レポートでも、セッション数の確認、有料検索から訪問したユーザー数などが確認できます。

「管理」>「プロパティ設定」から「レポートでユーザー指標を有効にする」をオンにすると、「ユーザー」の指標がレポートに表示されるようになります。また、アクティブユーザー、コホート分析、ライフタイムバリューといったレポートでも、ユーザー単位の計測が可能です。

ユーザーごとの行動履歴を参照できるユーザーエクスプローラ

ユーザー単位の分析の中でも強力な機能が「ユーザーエクスプローラ」です。このレポートでは、個人が特定できない形式でID番号が振られ、各ユーザーがどのページを閲覧したかを確認できます。各ユーザーが、どのデバイスでどこから流入してきたか、いつどのくらい何のページを閲覧したかといった情報が表示されます。一度のセッションで複数のページを閲覧した場合、そのセッションでとった行動が確認できます。

ユーザーの一覧画面では、ユーザーごとに集計した数値が表示されます。セッション数、平均セッション時間、直帰率、収益、トランザクション数、コンバージョン率といった情報により、ユーザーの特徴を表します。さらに、ユーザーの対象を絞り込み、特定のセグメントに属するユーザーのみ行動を分析するのに活用可能です。新規ユーザー、スマートフォンユーザー、10代のユーザー、コンバージョンに至ったユーザー、といったセグメントが考えられます。セグメント毎のユーザーの行動を細かく見ていくと、サイト改善のためのアイデアや想定されていなかった問題や機会が特定できるかもしれません。

「コンバージョン見込み」の推定によりEコマースの施策を改善する

Eコマースを運営している場合、「コンバージョン見込み」のレポートが有効です。ユーザーレポートをさらに進化させた機能であり、特定のユーザーが将来的にコンバージョンに至る可能性を評価します。機械学習によってコンバージョン見込みを計算するため、十分な取り引き数が必要になります。具体的には、月に1000回以上のトランザクションがGoogleアナリティクスで計測できている点などの前提条件を満たさなければ、コンバージョン見込みが表示されません。

コンバージョン見込みはEコマースサイトの改善に極めて有効です。コンバージョン見込みが高いユーザーは、その他全体と比べて、どのような特徴があるのか理解できるからです。どのチャネル、広告キーワード、キャンペーンに反応しているのか。逆に、コンバージョン見込みが低いユーザーは、どのキャンペーン経路を進んでいるのか。これらの質問に答えるのが、コンバージョン見込みの強みです。

コンバージョン見込みの高いセグメントをもとに、リマーケテイング・ユーザーリストを作成し、効果的なリマーケテイング・キャンペーンにつなげる方法もあります。商品カートに商品を追加したけれど購入手続きを完了しなかったユーザーに、キャンペーンを実施すると、購入を後押しできる確率が高まります。コンバージョン見込みレポートの活用は投資対効果の向上につながることが期待されます。

まとめ

Googleアナリティクスはユーザー個人の行動に焦点を当てた機能を次々と投入しています。特定のセグメントに属するユーザーのログを確認し、サイトの改善や問題点の発見につなげます。特に、Eコマースサイトを運営している場合、コンバージョン見込みレポートによって詳細な分析が可能です。

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