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Shopify機能解説(8)注文情報の管理・追加・エクスポート

KOBITマーケティング部
KOBITマーケティング部
2019/02/26 01:00

今、世界中で注目されているECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」について、その概要や機能を紹介していく本連載。

第1回目から第3回目までは「Shopifyの概要」として利用事例や特徴的な機能等を紹介してきましたが、第4回目からは、Shopifyの各画面で行えることや具体的な操作方法について、実際の画面を交えながら解説を行っています。

第11回目となる今回は、注文情報を管理するためのページ「注文管理」内の各機能について解説していきます。

「Shopify」連載一覧
○「Shopify」の概要(全3回)
第1回:今話題のECプラットフォーム「Shopify」とは? 概要と事例を紹介

○「Shopify」機能解説
販売チャネル:オンラインストア(全3回)
第4回:Shopify機能解説(1)販売チャネル:オンラインストア(前編)

販売チャネル:その他(全1回)

第7回:Shopify機能解説(4)オンラインストア以外の販売チャネルの特徴と追加方法

Shopifyストアの設定方法(全3回)

第8回:Shopify機能解説(5)単位・重量単位・税金を設定する方法

※本連載の内容は2018年9月時点での機能及びデザインを基にしています。

注文管理

注文

オンラインストアや各チャネルから登録された注文情報は、「注文」画面で閲覧・管理することができます。オンラインストア外から受け付けた注文も手作業で登録できる点はShopifyの便利な機能となっています。

注文一覧

オンラインストアやソーシャルメディアを含め、販売チャネルに関わらず、全ての注文が「注文管理」画面で確認できます。また、Shopifyの管理外で作成された注文があった場合は、手動で注文を追加できる機能もあります。

図:注文の一覧

注文には3つのステータスがあります。
まず、注文が作成された状態で、支払いを待つ状態。次に、支払いが完了し、配送を行っている状態。最後に、支払いと配送が終わり、注文がアーカイブされた状態です。

図:注文ステータスの遷移

注文一覧はステータスや顧客名、日付、注文番号、合計料金などが一覧化されます。支払い状況等で絞り込み・検索を行う機能により、必要な注文だけ閲覧することもできます。

「エクスポート」機能を使うと、CSV(カンマ区切り)ファイルとしてダウンロードし、コンピュータ内で管理できます。「注文をエクスポートする」と請求や配送に関する情報をダウンロードし、「取引履歴をエクスポートする」と支払いに関する情報が取得可能です。

図:注文のエクスポート

※注:CSVファイルは設定によって文字化けしてしまうケースがあります。その場合は、ファイルをダブルクリックして開くのではなく、一度Excelを起動してから「テキストのインポート」機能を使い、文字コードを適切に設定して取り込む方法が推奨されます。

注文の追加

「注文追加」画面からは、お客様からの注文を手動で追加します。商品を検索して追加すると、料金や税金が自動的に計算されます。
必要に応じて、割り引き(ディスカウント)や配送料金、カスタム商品の追加も可能です。注文した顧客の情報を追加し、配送先(SHIPPING ADRESS)、請求先(BILLING ADDRESS)の住所、タグを設定できます。

ShopifyではEメールで請求書(EMAIL INVOICE)を送信する機能があります。受取人アドレス、差出人アドレス、請求書、個別のカスタムメッセージを設定すると、テンプレートに基づいて、Eメールの内容を確認・送信します。商品名は{{name}}タグを使って、自動的に挿入されます。

注文が一度作成されると、コメントを書き込み、更新状況の管理ができるようになります。顔文字や添付ファイルをつける、あるいは、他のメンバーに通知を送るよう「メンション」をつけるといった機能があります。

注文画面から支払い(ACCEPT PAYMENT)の管理ができます。顧客からオフラインでクレジットカード情報を受け取った場合は、手動でクレジットカード番号を入力し、支払いを完了させます。また、支払いが保留(pending)、または完了(paid)のステータスを設定できます。完了にすると、他の変更ができなくなってしまうため、Shopifyの外で支払いが行われたことを確認する必要があります。

Shopifyでは注文の不正解析が標準的に導入されています。疑わしい取引を特定し、クレジットカードが支払い拒否になって売掛金が回収できなくなるリスクを低減します。Basic Shopifyプランでは、疑わしさを高中低の3段階で表現されます。
また、必要に応じて、サードパーティアプリによる不正解析が利用可能です。さらに、プランをアップグレードすると、過去の取り引き履歴に基づいたShopify独自の機械学習アルゴリズムを用いて、リスクの高い注文が発生した場合に、サイトオーナーへ通知が届く仕組みが使えるようになります。

図:注文の追加

下書き

「下書き」は、予約注文のような特別なケースに利用される機能です。具体的には、以下のような場面での下書き注文の作成が想定されています。

  • 電話や対面など、オフラインで注文および支払いを受けたとき
  • 購入手続きへのリンクを含めた請求書を送るとき
  • Shopifyの在庫管理に含まれていない商品や、登録していない価格で商品を販売するとき
  • Shopifyで受け付けた誤注文を訂正するために、新たに注文を作成するとき
  • 卸価格や特別な割り引き価格で販売するとき
  • 予約注文を受け付けるとき
  • 下書きとして保存し、後で注文処理を行うとき

支払いが完了した下書き注文は変更できないので、注意が必要です。

放棄されたチェックアウト

購入手続きの途中で画面から離れ、手続きを止めてしまうことは「カゴ落ち」と呼ばれます。
カゴ落ちの理由はサイト運営者側から完全には理解できません。単に手続きを完了するのを忘れただけかもしれません。好みの決済方法が対応していなかった、配送手続きに不満があった、商品情報が不足していた等、いくつもの可能性が考えられます。

購入間近の顧客を逃してしまうのはオンラインストアの利益率を下げてしまいます。集客して購入意思を示したユーザーには、適切なフォローを行い、購入を完了させてもらうべきです。

Shopifyでは「放棄されたチェックアウト」あるいは「未完了のチェックアウト」画面で、カゴ落ちしたユーザーの状況が確認できます。どのユーザーがどの商品を選択し、配送先や決済情報など、どこまで入力してから購入手続きを離れてしまったのかが理解できます。手動あるいは自動でメールを送信し、購入手続きの完了を促す機能が提供されています。

図:放棄されたチェックアウトの一覧画面

まとめ

Shopifyの「注文管理」画面では、オンラインストアや各チャネルから登録された注文情報を閲覧・管理することができます。
注文管理ページ内の「注文一覧」ではステータスや支払い状況等で閲覧したい注文情報だけを絞り込み・検索できるほか、「注文追加」画面からは、お客様からの注文を手動で追加することもできます。

また、予約注文を受けた際に使用できる「下書き」機能やカゴ落ちしたユーザーの状況が確認できる「放棄されたチェックアウト」機能など、痒い所に手が届くショップ運営者に便利な機能が揃っているのもポイントです。

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