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Tik Tokが2000年代生まれの中高生の間でウケた理由は何か

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2019/02/27 21:11

口パクで面白動画が作成できるTik Tokが中高生の間で大流行

Tik Tokは2018年、最も流行したアプリの一つです。2016年の発表からわずか2年ほどで150か国に広まり、月間5億人のアクティブユーザーを獲得しました。日本では10代の若者のうち、約7割がTik Tokを使った、あるいは知っているという調査があります。中国でも1億5000万人の日次アクティブユーザーを抱えています。世界中のアプリストアで、特に、アジア各国で、1位を獲得したアプリです。Tik TokはByteDanceという2012年に設立された中国企業により開発されました。

Tik Tokでは15秒ほどの短い動画を投稿します。ユーザーは、有名な歌を歌ったり、踊ったりしている「フリ」をしているだけで面白い動画が作成できるため、その手軽さが流行に寄与しています。スタンプやフィルターのような画像加工が豊富にあり、動画を眺めているだけでも楽しいのが特徴です。

Tik Tokにはハッシュタグをつけて投稿する「チャレンジ」という機能があります。流行のテーマに合わせて作成した動画を投稿し、それに興味のある人から閲覧してもらえる仕組みです。「#ティックトックオーディンション」というチャレンジでは、約6万件の動画が投稿され、そのうちから総額1000万円の商品が山分けされました。Tik Tokの動画はTwitter等のソーシャルメディアでさらに拡散され、動画及びTik Tokの普及に一役買っています。

近年はInstagramストーリーやYouTubeといった動画プラットフォームがありますが、口パクするだけで面白い動画が作成でき、多くの人に見てもらえる点が若者から評価を集めています。

人工知能によって人気を集める動画を推薦し、誰でもすぐに有名になれるTik Tok

Tik Tokはインフルエンサーマーケティングを上手に活用してきました。インフルエンサーと同じ曲を歌ったり、踊ったりできるため、ユーザーの投稿を促し、また、同じ動画を繰り返し見ることで、興味をさらに喚起する仕組みになっています。

Tik Tokで表示される動画には人工知能が活用されています。ユーザーが「いいね!」や「フォロー」した反応から、どのような動画が流行しているか、他にどの動画が好きになりそうかを推定するアルゴリズムが導入されていると言われています。また、世界中で利用されているアプリでありながら、各国に合わせてローカライゼーションされた仕組みになっています。

人工知能の推薦システムによって、初めて動画を投稿するユーザーでも、流行に乗った曲や動きをしていれば、多くのユーザーの目に触れ、多くの反応を獲得できる可能性があります。YouTubeや他のソーシャルメディアの場合、時間をかけてフォロワーを獲得しなければ、プラットフォームで埋もれてしまいます。Tik Tokでは、人工知能の力によって、優れた動画がすぐに日の目を見るのが特徴です。この手軽さが10代の若者の考え方に合致しています。

企業のキャンペーンに使われるTik Tokは、Facebookとどう競合するか

Tik Tokの高いエンゲージメントは、マーケティング活動に利用したいと考える企業からの期待を集めています。サントリーはペプシJコーラの企画で「ペプシお祭りミックス」というチャレンジを開催しました。石川さゆりを始め、アイドルや声優、プロレスラーが参加し、Tik Tokで動画を公開しています。テレビや新聞よりもスマートフォンのアプリを通して情報に触れる若者に対して、Tik Tokは新たなマーケティングプラットフォームとしての活用が検討されています。

Tik Tokの事業リスクとして考えられるのがFacebookの動向です。Facebookは動画アプリLassoを買収し、Tik Tokを好むユーザーへのリーチを目指しています。Snapchatの消える動画が流行した際に、同社傘下にあるInstagramで「Instagramストーリー」を開発した例を考えてみましょう。Facebook、Instagramが抱える多数のユーザーを背景に、Snapchatと競合し、ユーザーを獲得していったのです。Tik Tokの場合も、Facebookが本腰を入れて同じ機能を導入した場合、どのように対抗するのか気になるところです。

まとめ

Tik Tokは口パクだけで面白い動画が作成可能で、誰でもすぐに有名になれる推薦機能が特徴です。インフルエンサーを使ったマーケティングや、好みの動画を見つけてくれる人工知能、そして、初めて投稿した動画さえもバズる可能性のある手軽さが、Tik Tok流行を後押ししてきました。企業のマーケティング活動に活用できるTik Tokの今後の成長及び競争に注目が集まっています。

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