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2019年に向けて要チェック! 米国マーケティング・トレンドのトップ10(前編)

tomishi
tomishi
2018/12/30 23:30

2018年も残すところあと僅か。今年のマーケティング施策の結果を踏まえ、来年以降の計画を練っている読者の方も多くいらっしゃるかと思います。流行り廃りの流れが早いマーケティング、特にオンライン・マーケティングにおいて、来年以降も要チェックすべき10のトレンドを前編、後編に分けてご紹介します。

1.CEOを表舞台に

オンライン・マーケティングにおいて、ソーシャルメディアの台頭によって広告宣伝も従来の手法から大きく変化しています。その一つに、CEOが企業の広告塔となって表舞台で露出する機会が増えている事が挙げられます。例えば、マーク・ザッカーバーグといえばフェイスブック、という様にCEOがブランディングの一翼を担っていると言えるでしょう。

オンライン・マーケティングと従来のマス・マーケティングの大きな違いは、消費者へのアピール方法の違いです。マス・マーケティングが広告をできる限り大勢の人に向けて発信しているのに対して、オンライン・マーケティングでは、「個人」に向けてメッセージを送る様に、細分化された層に対してアピールします。ですから、消費者は企業をより身近に感じ、自分の消費行動、投資活動に意味付けしやすいというメリットがあります。CEOが自社のミッションを自分の言葉で発信することにより、受け取る側は、信頼感や親近感、そして誠実さを感じることができるのです。

その発信方法としては、自社のWebサイトでLiveビデオをストリーミングし商品の使い方を見せたり、自社の近況報告をしたりする、またはソーシャルメディアで消費者からの質問に直接答えるのもいいアイデアでしょう。

この流れは2019年も引続きトレンドとして多くのウェブサイトで見られ、拡大すると考えられます。

 

2.より細分化したターゲティング

煌びやかなネオンで飾られた巨大広告、朝から晩まで垂れ流されるように街中に溢れる広告に代わり、必要な人に必要な広告が届くオンライン・マーケティングは今後も変わらず拡大していくと考えられています。

例えば、Googleアドワーズや各種ソーシャルメディアで日々目にする広告は、ターゲット層へのリーチ率も高く、また写真やビデオを使用することで情報も多く発信することができます。従来のオフライン・マーケティングに比べ、費用対効果の高いより細やかなターゲティングは、2019年以降も欠かすことの出来ないポイントとなるでしょう。

3.セキュリティー強化はすぐに実施せよ

 EU一般データ保護規則(GDPR)が2018年5月に施行され、広告宣伝も含め、企業の個人情報取り扱いの規制が強化されています。施行されているのはヨーロッパですが、ボーダレスなオンラインの世界では世界的にこの取り組みが与える影響が懸念されています。

 消費者にオンラインで個人情報を入力させる場合、そのサイトが安全である、セキュリティー対策をしっかり行っているので安心して自分の情報を預けられる、ということきちんと消費者に伝える必要があります。

 

4.口コミパワーを侮るなかれ

 オンラインのレビューをしっかり管理していますか。アメリカでは、何か商品の購入を考えている場合、まずAmazonの商品レビューやYelp(サービス業を主とした口コミサイト)をチェックする、というのは一般的な行動です。なんと「85%の消費者は、知らない人が書いたオンライン・レビューを知人から聞いた口コミ同様に信じる。」と言われています。

 つまり、自社のサイトにレビューがあることはとても重要なことで、さらにそこで自社の商品、サービスの強みがしっかりとアピールできていることがとても重要になります。

 

5.スマート・スピーカー(AIスピーカー)対応

 アメリカで今顕著に伸びが見られるトレンドの一つがスマート・スピーカー。 2020年までに、30%のウェブ閲覧はボイス・アシスタントに取って代わられスクリーンレスになると言われています(Gartner:2016より)。

 自社の商品、サービスをスマート・スピーカーに最適化させることは、来年の大きな課題と言えるでしょう。

 具体的な施策としては、アレクサやSiriといった音声対応ソフトに自社のWebサイトのターゲットとなるキーワードを認識させることが第一ステップとなります。キーボード検索のSEO対策のように「話しかけて検索する場合はどの言葉が最適か。」を再考しなければなりません。

 例えば、Webサイトの作り方を調べたい時、キーボード検索をする場合「Webサイト 作り方」とGoogleに入力すれば候補がいくつか上がってくるでしょう。しかし、音声検索の場合「Webサイトはどうやって作るの?」というフレーズになるかもしれません。

 音声検索の場合、Webサイトでいえば「よくある質問(FAQ)」ページのように、特定の情報を探している場合が通常の検索より多いと考えられます。一度フレーズを考えたら、自社のページにその答えがあるように誘導していくことが大切です。

 オフラインで店舗を構えるビジネスの場合、この音声検索対策の必要度は更に上がります。75%のスマート・スピーカー利用者が週に一度以上店舗の場所を検索するのに自分のデバイスを使っているという研究結果もあります。

 更に、この新しいプラットフォームに広告スペースを設けるという動きがテクノロジー業界で注目されています。近日中にも実施される予定ということです。準備をしておいて損はないと思います。

 

まとめ

 日々進化するオンライン・マーケティングにおいて、新たなプラットフォームの登場など注視すべき流れが加速する2019年になりそうです。次回の記事では残りの5つの項目をご紹介したいと思います。ご期待下さい。

参照:WIX Blog, The Top 10 Marketing Trends to Watch out for in 2019

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