EC

越境EC、チャットボット―欲しい機能に対応できるShopify

KOBITマーケティング部
KOBITマーケティング部
2018/11/20 01:00

今、世界中で注目されているECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」について、その概要や機能を紹介していく本連載。

前回記事、Shopifyは近年のECトレンド、オムニチャネルとソーシャルコマースを支援するでは、オムニチャネルやソーシャルコマースといった観点からShopifyの魅力をご紹介しました。
第3回目となる今回は、Shopifyの大きな特徴である越境ECに対応した機能や、機能を自由に追加できる「アプリ」という仕組みについて紹介・解説していきたいと思います。

※本連載の内容は2018年9月時点での機能及びデザインを基にしています。

越境EC

Eコマースは国境を越えたビジネスを可能にしました。海外向けのEコマース「越境EC」は大きな成長が見込まれています。
経済産業省の調べでは2017年から2020年まで年率20%以上で成長し、世界の市場規模は109兆円に上ると報告されました。発展途上国でもインターネットやモバイル機器が普及し、購買力を持った層が増加しているトレンドが影響を与えています。

越境ECを行うには周到な準備が求められます。まず、オンラインストアの多言語・多通貨対応が必要です。また、現地のユーザーが利用できる決済方法を提供しなければなりません。消費税や関税も、商品をやり取りする国ごとに正しく設定することが求められます。さらに、国際物流や販売促進も現地のやり方に合わせるべきです。

Shopifyを利用する大きなメリットは越境ECに対応している点です。言語・通貨・税金などの設定を国ごとに設定できます。クレジットカードやPayPalは世界中で受け入れられており、また、中国で普及しているAlipayも対応可能です。世界中にサービスを提供しているFedExやUPSといった配送業者とも連携しています。

チャットボット

人工知能技術はあらゆる業界に影響を与えるようになりました。高度な作業を自動化したり、大規模なパーソナライズされたサービスを開発したりする活用方法が考えられます。Eコマースでは特に、チャットボットへの期待が集まります。チャットボットは顧客の問い合わせに対し、柔軟に対応し、自動で会話調のやりとりを行う仕組みです。

チャットボットの例

LINEのようなメッセンジャーにおいて、よくある問い合わせへの回答、製品・料金の解説、予約受け付け、時間外対応といったサービスが提供できます。ユーザーは自然な会話調でメッセージを送るだけで人工知能がその要望を理解し、適切な情報を返します。定型的な問答だけでなく、ユーザーとのやり取りを学習し、より高度なチャットボットへと進化していくのがチャットボットの強みです。

Shopifyには標準機能に加えて付加機能を導入する「アプリ」という仕組みがあり、チャットボットのアプリも開発されています。アプリはShopify以外のソフトウェア企業も開発できるので、Appleのアプリストアのように必要な機能が追加されていきます。
例えば、GoBeyond.aiはFacebookメッセンジャー上で動作するチャットボットを開発し、Shopifyアプリとして発表しました。クリック一つでアプリを導入し、顧客サポートやリード・ジェネレーションを強化します。カゴ落ちを防いだり、アップセルを提案したりして、売り上げの向上に貢献します。

ECサービスの競合

楽天市場のようなマーケットプレイス型のサービスを使えば、簡単にオンライン販売が開始できます。しかし、マーケットプレイスでは自社ブランドで事業展開ができず、キャンペーンやサイトデザインを自由に行うことができません。また、マーケットプレイス内で競争しなければならないという課題もあります。

そこで、自社ブランドとしてオンラインストアを開設するサービスが生まれてきました。まず、BASEやSTORES.jpといった個人向けサービスが挙げられます。基本料金は無料であり、有料デザイン等にのみ課金されます。越境ECや大規模な受注管理には向いていませんが、国内の個人商店にとっては簡単にEコマース事業が開始できるものとして採用されています。

オープンソースのECソフトウェアとしてMagentoやEC-Cubeが知られています。カスタマイズ可能なので自社の仕様に合わせて実装できるのがメリットである一方、ソフトウェアを開発する技術力が求められるため、中小企業には難易度が高いとされます。

定額でオンラインストアが運営できるサブスクリプション型のサービスとしてShopifyやBigcommerceが注目されるようになりました。高度な機能やデザインが提供されていると共に、サーバーやソフトウェアを管理するコストや初期投資が減らせるので、ネットショップ担当者の負荷を軽減します。

STORES.jp (https://stores.jp/)

まとめ

Shopifyは多言語・多通貨設定に対応していること、アプリを利用してチャットボット等の便利な機能を追加できることから、越境ECやカスタマーサポートも便利に行えます。
また、それだけの高度な機能を備えながら、大規模なオンラインストアを手軽に・自由に運営できるのがShopifyの強みです。

わかるページ解析を

Google Analytics・Search Consoleから
わかりやすいPowerPoint・Excelレポートを生成

report
HOMEKOBITブログWEBマーケティングEC越境EC、チャットボット―欲しい機能に対応できるShopify