Google Optimizeに追加された「カスタマイズ(ベータ版)」機能を早速利用してみた
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Google Optimizeに追加された「カスタマイズ(ベータ版)」機能を早速利用してみた

taku-ogawa
taku-ogawa
2018/09/28 04:47

小川卓です。数日前にGoogle Optimize公式ブログで「パーソナライゼーション(日本語メニューではカスタマイズ(以下、「カスタマイズ機能)」のリリースがアナウンスされました。

Personalization features now available in Google Optimize
https://www.blog.google/products/marketingplatform/analytics/personalization-features-now-available-google-optimize/

 

今回はこちらの機能を関単に紹介いたします。なおベータ版ということで今後機能の追加・変更・削除などもあり得ますので、自己責任での利用をお願いいたします。

 

テストでは無く、特定の層だけに中身を変えたいことってありません?

今回のカスタマイズ機能はまさに上記を実現するための機能です。Google OptimizeでA/Bテストを作成するときに、テスト目的ではなく、単純に特定の流入元だけコンテンツや画像を変えるという使い方を筆者は何度かしてきました。他にもiOSから来た人だけにiOS関連の案内を出すなどがその例です。

Google Optimize上だと簡単にレイアウトやデザイン変更が出来るため、このような活用方法は有効でした。ただ当然「テスト」用途ではないので、一枠使ってしまいますし、本来の使い方ではないのでちょっとモヤモヤしていました。

そこで今回登場したのが「カスタマイズ機能」です。まさにターゲットを指定し、そのターゲットにあったレイアウトを作成し、後は配信するだけです。

しかも無料版の場合、テストパターンは5つ作れますが、それとは別に新たに10個のカスタマイズ配信を行うことが出来ます。つまりテスト枠を消費せずに簡単にこういったカスタマイズが出来るということです。

それでは、実際の作成手順を見てみましょう。既にGoogle Optimizeを使ったことがある方にとっては、分かりやすいかと思います。

カスタマイズ機能の利用方法

まずは通常通りログインして、「エクスペリエンスを作成」を押します。

ここで新たに「カスタマイズ」が登場しているので、そちらを選択しましょう。後は、「名前」と「ターゲットに応じて変更をしたいページのURLを入力」し、作成を押せば最初のステップは完了です。

押すと、2つの選択肢が出てきます。「サイトの内容を変更」あるいは「ターゲット設定ルールの追加」です。

どちらから初めて問題ありません。「サイトの内容を変更」を押すとGoogle Optimizeの通常テストと同じように対象ページでの編集画面に移動します。「ターゲット設定ルールの追加」を押すと、誰に対してカスタマイズしたパターンを出すのかを設定できます。いったんここでは後者を選びます。

そうすると、ターゲットを設定する画面が出てきます。ここはGoogle Optimizeと設定項目は一緒です。

なおカスタマイズ機能の場合、「URL」の条件設定が必須になります。今回はシンプルに「トップページに訪れた」かつ「日本からの訪問」という条件にしてみました。

設定が完了したら、後はエディタページでレイアウトを変更しましょう。

今回はhttps://happyanalytics.co.jp/に訪れた時に日本からのアクセスの場合は「HAPPY ANALYTICSの事業内容(JP)」という形で最後に(JP)の文字列を入れてみました。皆さんもアクセスすると日本からのアクセスの場合は(JP)が入っている状態になるかと。

後は「スケジュール」を設定し、実行するだけです。ここはGoogle Optimizeの通常のテストと一緒ですね。

このようにシンプルに特定の層を狙ったコンテンツの出し分けが出来るようになります!ぜひ使ってみてください。またGoogle Optimizeと同様に、レポートをGoogle Optimize上で見たり(単純にカスタマイズされたパターンが表示された件数を見ることが出来るだけですが)、このエクスペリエンスのIDが発行されるのでGoogle アナリティクス上でセグメントを作成して分析したりする事も可能です。

 

まとめ

Google OptimizeはABテストツールの機能が提供されてきましたが、製品名からもわかる通り「最適化」するためのツールです。そのため、こういったカスタマイズ機能というのは最適化する上では欠かせない機能の1つですから用意されたことは非常に理にかなっているのではないでしょうか。

まだベータ版ということで、今後は複数ページに対するカスタマイズ配信、より細かい条件設定などが出来ることに期待しましょう!

 

小川卓 プロフィール画像

【著者プロフィール】

小川 卓(おがわ たく)

ウェブアナリストとして、マイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンで勤務後、フリーに。複数社の社外取締役やデジタルハリウッド大学院の客員教授として活動.。コンサルティング・勉強会・執筆に従事。

主な著書に「ウェブ分析論」「ウェブ分析レポーティング講座」「漫画でわかるウェブ分析」「Webサイト分析・改善の教科書」「あなたのアクセスはいつも誰かに見られている」など。

※KOBITブログでは、毎月1~2本程度、小川卓さんに記事を寄稿いただいております。
どれも興味深い記事となっておりますので、ぜひ他の記事もご覧下さい。
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