Google I/Oの発表はジオマーケティングとARにより新たなマーケティングの可能性を開く
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Google I/Oの発表はジオマーケティングとARにより新たなマーケティングの可能性を開く

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2018/07/02 22:42

Googleの発表に目立つのは、店舗を展開する企業に有効な機能

2018年5月、Googleの開発者向けカンファレンスGoogle I/Oが開催されました。人工知能により簡単な応答・依頼ができるGoogleアシスタントやGoogleマップの新機能が発表され、マーケティングにおける新たな可能性が示唆されました。

同じ時期に開催されたFacebookやAmazonと比較すると、Googleの特徴がうかがえます。Facebookはデータ不正流用に関する謝罪や、昨年発表したVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の更新が主な発表となりました。AmazonはスマートスピーカーであるAlexaを宣伝しましたが、Amazonで消費者が商品を購入するのを主眼としているため、他企業が入り込む余地が少ないとされます。一方で、Googleは店舗を持ってビジネスを展開する企業を支援する機能を盛り込んでいるため、マーケティング担当者にとっては魅力的に映ります。

Googleアシスタントは5億個の機器、5000以上のスマートホームデバイスに導入され、40以上の自動車ブランドと提携しています。2018年末までに30以上の言語、80以上の国へ展開されると発表されました。より複雑な会話調の質問に答えられるようになり、その機能は改善が続いています。

ジオマーケティングによって地域に特化したキャンペーンが広まる

Google I/Oでは、レストランやホテル等に電話をかけて自動で予約してくれる機能Google Duplexが話題を呼びました。Googleアシスタントに依頼すると、ユーザーの代わりに電話をかけて、自然な会話を行い、全自動で予約を行ってくれます。

サービスを提供する側にとっても、新たなチャネルを展開できるメリットがあります。ユーザーが自分で電話をできない場合、海外旅行中で現地の言葉が分からないとき、また、受付時間外に支持したケースでも、Google Duplexであれば予約できるからです。また、Google Duplexの予約はユーザーのGoogleカレンダーに記録され、時間直前には通知が送られます。通知によって直前キャンセルされる可能性が減れば、機会損失を避けられます。

Googleマップは別のチャネルを提供します。地図を検索するユーザーは、その地域に関する情報を得たいと考えています。レストランやバーなど、おススメの情報が地図と合わせて提供されれば極めて便利です。そこで「For you」という新しい機能が追加され、ある地域に特化した地域のニュースや、店舗情報の推薦が通知されるようになります。

地域に特化した販売促進は「ジオマーケティング」と呼ばれます。店舗を持ったビジネスがその地域で集客するために、広告を出稿したり、店舗で使えるクーポンをWeb上で配布したりする方法を指します。Googleマップの新機能によって、地域で話題になった店舗は、より注目が集まるようになるでしょう。

さらに、消費者と企業を結びつける「Your Match」機能も発表されました。ユーザーが店舗を選択した履歴を保存した中から、食事や雰囲気の好みを数値化し、おススメの店舗を紹介するものです。時間を経過するごとに、より精度が高まっていきます。

AR機能によってオフラインからオンラインへの集客が増える

GoogleはAR(拡張現実)に力を入れています。「Lens」機能では、スマートフォンのカメラを通して外界を見ると、関連する情報を提示してくれるものです。壁にかかったコンサートのポスターや、店舗のウィンドウに提示された商品が例として考えられます。

また、カメラを通して映った文字をコピーして検索するのも容易になりました。本やチラシに書かれた商品について検索したり、メニューに記載された耳慣れない料理について調べたりする用途が想定されます。

AR機能はオフラインからオンラインへとユーザーを誘導するのに適しています。チラシやポスター、街頭広告など、オフラインで販売促進活動を展開している企業に、オンライン・マーケティングを洗練させるチャンスが巡ってきたのです。ARを通して能動的に検索を行ったユーザーは、より興味を強く抱き、購買意欲が高いと考えられるので、マーケティング担当者にはキャンペーンを展開する機会となります。

まとめ

Google I/Oでは人工知能を始め、先進的な機能が発表されました。今後、日本市場でも製品展開が進むと見られています。マーケティング担当者は、ジオマーケティングやARによって、オンラインとオフラインの垣根が低くなっており、新たなマーケティング手法が進みつつあることを理解する必要があります。

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