Googleの人工知能によってサイト改善を図るアナリティクス・インテリジェンス
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Googleの人工知能によってサイト改善を図るアナリティクス・インテリジェンス

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2018/04/09 21:58

Googleアナリティクスでは英語版等の一部の環境でアナリティクス・インテリジェンスが導入されています。(2018年3月現在)同機能は人工知能技術を駆使し、ユーザー行動に関するトレンドを自動的に通知したり、指標やサイトの成績に関する自然な質問文に対して回答したりできます。悪化した指標等がタイムリーに通知されるので、適切なタイミングで対処できるのがメリットです。さらに “賢く” なる人工知能により、サイト解析の高度化が期待されます。

人工知能によってアクセス分析を行うアナリティクス・インテリジェンス

膨大なデータの中からトレンドや特徴的な傾向を見出すのは人工知能が得意とする分野です。多くの業界でその期待が高まる中、アクセス解析にも人工知能が導入されようとしています。無数のユーザーがとった行動履歴から、サイト改善に役立つ洞察を得る手法は、特に、経験の浅いサイト運営者には大きな価値があるでしょう。

Googleは英語版のGoogleアナリティクスで試験的にアナリティクス・インテリジェンス機能を導入しています。特定のページでコンバージョンが高くなっているといったトレンドを人工知能によって、自動的に分析してくれる強力な機能です。また、どのチャネルのコンバージョン率が高いか、といった簡単な質問文に対しても、データを解析した上で、即時に回答を返してくれる機能もあります。

アナリティクス・インテリジェンスでは、発見されたトレンドが定期的に通知されていきます。具体的には、特定のページが他よりも成績が良い、ある参照元URLが他よりも成績が悪い、これまでで最高の月次ユーザーを記録した、といった情報が送られてきます。新規ユーザー数や直帰率といった重要な指標について、週次の値と、前週との比較も提供されるので、マーケティング担当者にとっては有益です。

アナリティクス・インテリジェンスでは、発見されたトレンドが定期的に通知されていきます。それが役に立ったかどうかのフィードバックを送信していくと、その会社にとって有効な指標を人工知能が解析していき、その分析方法を最適化していくと見られています。

簡単な質問文であれば、指標・成績・トレンドを回答できるQ&A機能

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英語版のGoogleアナリティクスではホーム画面右上にインテリジェンス(Intelligence)のアイコンが表示されます。(2018年3月時点)通知される情報は、人工知能が検出したサイト行動に関する洞察です。例えば、新規ユーザー数が急激に低下しているといったトレンド等が通知されます。ユーザー数が減少してしまう前に、問題の調査・解決を図り、サイトの成績を維持するのに役立ちます。

アナリティクス・インテリジェンスは統計的な手法により、異常値検知を行います。まず、日次の分析であれば、過去90日間のデータを読み込んで、その期間にある正常な動きをモデル化します。そして、そのトレンドに合わない異常値を発見し、通知を行います。セッション数・滞在時間・直帰率等で異常値があれば、そこにはサイトの問題あるいは機会が潜んでいるので、タイムリーな対策が打てることになります。

質問欄では、英語で簡単な質問文を入力するだけで、データ解析を行った結果が返されます。昨日の新規ユーザー数は?500セッション以上あるランディングページのうち、最も直帰率が高いのは?オーガニック検索とリファーラルでコンバージョン率を比較すると?等の質問が考えられるでしょう。

アナリティクス・インテリジェンスが回答できる質問には、基本的な指標・成績・トレンド・比較・割合などのカテゴリがあります。国(country)を場所(location)と言い換えたとしても、適切な解釈をして回答してくれるので、自然な会話文を使っている感覚に陥ります。人工知能によるデータ解析を行っている大きなメリットと言えます。

将来のアナリティクス・インテリジェンスはサイト改善のコツを示す

アナリティクス・インテリジェンスにも限界があります。文法や用語があまりに乱れていると、質問文が理解できない場合があるからです。また、サポート機能ではないので、Googleアナリティクスの基礎的な使い方や、アクセス解析に関係のない質問に回答することは想定されていません。

現在のアナリティクス・インテリジェンスは、過去のトレンドを分析するのに焦点が向けられていますが、これからより“賢く”なっていくと期待されています。直帰率が悪化してしまった場合に、その理由として考えられるものを示すような使い方です。経験のないマーケティング担当者でも、サイト改善のコツがつかめるので、非常に効果の高い機能と言えます。

ただし、どのキャンペーンに予算を投下するべきかといった戦略上の回答はアナリティクス・インテリジェンスにも不可能です。投資の優先順位を決め、サイト成長の戦略を描くのは、マーケティング担当者の役割です。

まとめ

アナリティクス・インテリジェンスは限定的に公開された、人工知能によってアクセス解析を行うGoogleアナリティクスの先進的な機能です。英語の簡単な読み書きができるマーケティング担当者は、使用言語を英語に変更し、どのような洞察が得られるか確認してみると良いでしょう。

参考文献

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