Google AdWordsとGoogleアナリティクスの連携によるアクセス解析と広告出稿の高度化
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Google AdWordsとGoogleアナリティクスの連携によるアクセス解析と広告出稿の高度化

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2018/03/14 21:54

Google AdWordsとGoogleアナリティクスは、無料で利用できる有用なツールであるため、多くのマーケティング担当者が利用しているのではないでしょうか。しかし、それぞれを独立して使うよりも、両ツールを連携すると高度な使い方ができるようになることは、意外と知られていません。アクセス解析を統合して行い、高度な広告キャンペーンを実現するには、Google AdWordsとGoogleアナリティクスの連携が有効です。

Google AdWordsを含めた各チャネルでのコンバージョン率を集計するGoogleアナリティクス

Webマーケティングに有用なツールとしてGoogle AdWordsとGoogleアナリティクスが挙げられます。Google AdWordsは出稿する広告を管理する機能を提供し、GoogleアナリティクスはWebサイトへのアクセス状況を分析します。いずれも無料で豊富な情報が得られるため、企業のマーケティング担当者には必須のツールです。

オンライン広告で自社サイトへの流入を増やすことを狙う場合、Google AdWordsだけでも十分なデータが獲得できるかもしれませんが、Googleアナリティクスと連携すると、さらに高度な使い方ができるようになります。

マーケティングキャンペーンのコンバージョン率を計測する例を考えてみましょう。広告に関してはGoogle AdWordsから成果を確認できますが、Googleアナリティクスでは有料広告・アフィリエイト・ソーシャルメディア・Eメールといった各チャネルの流入ごとにコンバージョン率が分析できるため、キャンペーン全体の成果を計るのに有用です。

AdWords連携により、これまで見えなかった検索キーワードが分析可能に

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Google AdWordsとGoogleアナリティクスの連携を行うには、まず、双方のアカウントを作成します。そして、Googleアナリティクスの管理画面から「AdWordsのリンク設定」を選択します。自分が権限を持っているGoogle AdWordsのアカウントが表示されるため、それをクリックして次に進みます。リンクするアカウントについて任意の名称を入力すれば、設定は完了です。

連携が完了するとGoogleアナリティクスの画面から、Google AdWordsの成果が確認できるようになります。「集客」カテゴリの下にAdWordsという項目があるので、それを展開します。広告の表示回数・クリック数・費用・クリック率・クリック単価・収益単価などの指標が表示されます。

Google AdWordsでは、アカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワードといった階層構造をたどって分析を行います。構造や指標はGoogle AdWordsから連携されたデータですが、使い勝手としてはGoogleアナリティクスと同様です。

その他にも、ツリーマップ、キーワード、検索語句、時間帯、最終ページURLといった分析項目があります。特に、検索語句は有効な項目と言われています。Googleアナリティクスでは、検索キーワードが取得できずに「(not provided)」と表示されてしまう問題がありますが、検索連動広告を直接取り扱うGoogle AdWordsでは検索キーワードが取得できるのです。

どの検索語句で訪問したユーザーが多いのか、コンバージョンにつながっている語句はどれか、といった質問に回答できるのは、Google AdWordsとGoogleアナリティクスを連携させたからこそです。

Googleアナリティクスで作成したセグメント情報をリマーケティング広告に利用

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Eコマースサイトを運営している場合、購買状況に応じてカスタムオーディエンスを作成し、リマーケティング広告を出稿するといった使い方が考えられます。ある商品を閲覧したユーザーにのみ広告を提示するため、比較的少ない予算で高い広告効果が期待できます。

リマーケティング広告を出稿する際に、Google AdWordsとGoogleアナリティクスの連携が力を発揮します。Googleアナリティクスは特定の条件に応じてユーザーを抽出する「セグメント」の機能があります。特定の期間に複数回サイトを訪問したユーザーだとか、特定のランディングページから流入したユーザーといった細かい指定が可能です。

Googleアナリティクスでは画面上部にセグメントを指定する枠があります。そこで条件を指定すると、Googleアナリティクスで絞り込みを行うための条件選択が行えます。このセグメントをGoogle AdWordsで利用できるようにするには、セグメントの条件選択を行った後、「ユーザーリストを作成」をクリックします。その後、管理画面から「リマーケティング > ユーザーリスト」と辿り、設定を保存すると、Google AdWordsとユーザーリストが共有される手順です

Google AdWords側では、キャンペーンを作成する際に、「共有ライブラリ > 広告 > ユーザーリスト」という項目が見つかります。Googleアナリティクスで抽出したユーザーリストを出稿するターゲットとして選択し、広告キャンペーンを開始できるようになります。実際に発生したアクセス情報に基づいて広告を打てるので、自社内で広告キャンペーンのPDCAサイクルが回しやすくなるのがメリットと言えるでしょう。

まとめ

Google AdWordsとGoogleアナリティクスを連携すると、広告の成果がアナリティクス画面で確認できたり、アクセスしたユーザーを特定の条件で抽出して広告キャンペーンの対象としたりと、高度な使い方が可能になります。

参考文献

 

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