フリー画像で注意したいCCライセンスとは?
デザイン

フリー画像で注意したいCCライセンスとは?

北野敦子
北野敦子
2017/12/29 02:17

はじめに

商用フリーの画像を無料で探す際にCCライセンスと呼ばれるライセンスが付いているものがあります。
このライセンスが付いているものは使用条件が付いているものも存在するので、その画像に当てはめられたライセンス内容をしっかりと確認する必要があります。
今回はそのCCライセンスが何を指しているのか?使用の際にはどういった注意が必要なのかをまとめていきたいと思います。

1.CCライセンスとは何なのか

CCライセンスとは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを指し、国際的非営利組織であるクリエイティブ・コモンズが提供しているプロジェクトを指します。
ここで注意が必要なのは、CCライセンスは著作権が放棄されたわけではなく、提示された条件の範囲内でのみ使用を許可されているということです。
その条件は4種類存在し、CCライセンスではそれを組み合わせた6パターンの条件が提示されています。

2.CCライセンスとパブリックドメインの違い

CCライセンスは、PP(パブリックドメイン)とは異なります。
パブリックドメインは保護期間が終了しているか権利が放棄されているものなので知的財産権の侵害として利用の差し止めや損害賠償請求などが発生しませんが、CCは著作権がありものなので許可された条件のもと使用する必要があります。

3.CCライセンスで提示されている条件

前述の通り、CCライセンスには4つの条件が存在し、その条件の組み合わせで対象となる画像がどのような使用権限が存在するのか見分けられるようになっています。
まずは、CCライセンスで分けられているマークの説明をしていきます。

CCライセンス

cc-large

CCライセンスであることを表しています。
CCライセンスが条件づけられている作品には、CCのマークそしてそれが条件づけられていることが明記されています。

1.表示

by-large

作品のクレジット表示が必要

2.改変禁止

nd-large

元の作品の改変を禁じる

3.非営利

nc-jp-large

営利目的での利用を禁じる

4.継承

sa-large

元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開する必要がある

その組み合わせ

1.表示

by

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンス。

2.表示+継承

by-sa

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、改変した場合には元の作品と同じCCライセンス(このライセンス)で公開することを主な条件に、営利目的での二次利用も許可されるCCライセンス。

3.表示+改変禁止

by-nd

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ元の作品を改変しないことを主な条件に、営利目的での利用(転載、コピー、共有)が行えるCCライセンス。

4.表示+非営利

by-nc

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であることを主な条件に、改変したり再配布したりすることができるCCライセンス。

5.表示+非営利+継承

by-nc-sa

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的に限り、また改変を行った際には元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開することを主な条件に、改変したり再配布したりすることができるCCライセンス。

6.表示+非営利+改変禁止

by-nc-nd

原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であり、そして元の作品を改変しないことを主な条件に、作品を自由に再配布できるCCライセンス。

まとめ

CCライセンスとは、知的財産権を全て行使したいわけではなく、ある一定の条件で使用を許可するということを意味しています。
インターネット上には様々な商用フリーの画像があふれていますが、中にはこのCCライセンスがつけられているものもたくさん存在します。
画像が簡単にダウンロードできるからという理由で調べることなく使用するのではなく、そういった画像もライセンスを確認することは必須です。
多くのフリー素材配布サイトが存在する昨今、トラブルを避けるためにもしっかりとライセンス条件を読みとり理解した上で使用する必要があります。
条件さえ理解していれば安心・安全に画像を使用することができます。
しっかりと理解した上で、有効に画像を使用していきましょう。

詳しい説明はcreative commons JAPANにてご確認いただけます。

著者:MainYard Design(メーンヤードデザイン) 北野敦子

kitano

1987年大阪出身。
生活する上で必ず目にするデザインされたものたち。 街を歩くだけでも無限の魅力があふれています。 ある日ふとそれらに魅了され別業界からデザイナーへ転身。 関西を中心にグラフィックデザインからブランド戦略提案などを展開中。
2012年タイポグラフィ作品展「OKU-2」出展。第31回読売広告大賞協賛社賞受賞。

※KOBITブログでは、定期的に北野敦子さんに記事を寄稿していただいております。
デザインに関するものを中心に、役立つ記事を数多く提供していただいておりますので、ぜひ他の記事もご覧ください。
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