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InstagramストーリーにFacebookのCanvas広告が!?

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Old retro camera on the stump

今週(2017年9月1週目)Instagramのアップデートがいくつかありました。その中で最も大きなアップデートが、FacebookのCanvas広告がInstagramのストーリーにも流れるということです。

まだテスト段階で、利用出来る広告主も一部に限られています。Facebook社はInstagram広告の充実に非常に力を入れているので、上手くいけば全体リリースも大いに考えられるでしょう。それでは、詳しい内容に移っていきましょう。

Canvas広告のおさらい

まずCanvas広告のおさらいをしましょう。私以前書いた記事(新コンテンツ! Facebookのキャンバス投稿の強みと弱み)では、動画も付けて下記のよう説明しています。これである程度理解できると思います。

モバイルスクリーンをフルに利用して、画像、動画、テキスト、リンク、カルーセルなどを組み合わせることができるコンテンツです。これによって、企業や広告主側はより幅の広いコンテンツの作成が可能となりました。 

https://www.youtube.com/watch?v=5NXSuLm8BLE

Canvas広告は、1つの広告で多くの情報を様々なフォーマットを使って詰め込めるので、しっかりとしたものを作成できれば、かなり効果の高い広告配信が実現することができます。また、スワイプして色んな表現をみることができるので、広告の滞在時間は、他のものと比べて長いです。

ユーザーの53%は、Canvas広告を見つけると、その半分以上を閲覧するそうです。平均滞在時間も31秒という結果もあります。

ストーリーにも流し始める背景

さて、今回FacebookはCanvas広告をInstagramストーリーにも流すというアップデートを実行しました。その狙いは、ずばり広告配信の幅を広げるためでしょう。

去年の終わり頃から頻繁に出ている話ですが、現在Facebookアプリ内の広告が飽和状態になりかけていることが問題視されています。それを受けFacebookは、なんとか配信場所を増やそうとしています。

それに大きく貢献したのがInstagramストーリーです。毎日250億人のユーザーがInstagramストーリーを利用しているため、大きな広告場所としてFacebook社は期待しています。これまで、Canvas広告はFacebookフィードにしか流れなかったので、多くの他の広告と枠の獲得を争わなければなりませんでした。

しかし、ストーリーが枠として増えれば、その競争率も下がりますね。競争率が下がればより頻繁にCanvas広告がユーザーに露出するようになり、全体的な広告効果も高まると考えられます。これが、Facebookが今回のテストを開始した背景と考えられます。

まとめ

今後間違いなくInstagramストーリーがFacebook社の大きな収入源となるでしょう。Canvas広告をストーリー上にも流される広告主は、これまでInstagram広告を利用したことがあるユーザーに限られていますが、これが上手くいけば確実に全体リリースされるでしょう。

Facebook社内では、多くのユーザーはストーリーのようにスワイプしてしてコンテンツをブラウジングすることが好きなので、今回の取り組みは上手くいくと考えられているようです。

実際にInstagramの担当者は次のように述べています。

今回、Canvas広告とInstagramの統合のテストを開始しました。ストーリー広告をリリースしてから、私たちは広告により大きな価値を提供することに重きを置いている。この取り組みは、まさにブランディングに役立つものとなるだろう。

自信満々ですね。果たしてテストの結果はどうなのでしょう。

参照:
Marketing Land,
Instagram starts testing Facebook’s app-like Canvas ads within Stories feed,
Instagram starts putting Stories, but not Story ads, on its website, 

Instagram PRESS, Bringing Instagram Stories to Mobile Web

ad exchanger, Facebook Will Extend ‘Canvas’ Ad Format To Instagram


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