「Google Data Studio」はGoogleが提供している無料で利用できるダッシュボードツールです。2016年11月に提供開始され、Google アナリティクスやサーチコンソール、Google Data Studioや自社データバースのデータを取り込んで簡単にレポートを作成することができます。
日本語で利用することが出来、多種多様な数値をレポートで簡単に表示することが出来るため、社内の部署での共有や、上司への報告用。またはクライアントとと共有するレポートとして、とても便利です。
またレポートで流入元やデバイスなどを絞り込んだり、期間を変えたりすることが出来るため、見たい人が見たい切り口でデータを見ることが可能です。
筆者もGoogle Data Studioを愛用していますが、非常に早いスピードでバージョンアップが行われています。以下でリリース内容の一覧を確認することができます。
What’s new in Data Studio
https://support.google.com/datastudio/answer/6311467?hl=en
ここ1~2ヶ月での機能拡張で注目だったのが「データ管理」という機能の追加です。こちらを利用すると、他の人が公開しているテンプレートを簡単に自社に反映し、なおかつ自分が閲覧権限をもっているサイトのデータを簡単に切り替えることが出来るようになりました。
というわけで、筆者が公開しているレポートも機能拡張にあわせて変更しておきました。以下にアクセスすると、皆さんのサイトのデータをレポートを活用・編集することができます。
サンプルレポートURL
https://datastudio.google.com/open/0B3m6DYZilcTHZ0xZdHE0N0RZMjg
反映方法は以下の通りです。
1)URLにアクセスし、「ビューを選択」をクリックすると、案内画面が出てきます。
2)承認を押すとGoogleのアカウント選択画面が出てきますので、アカウントを選んでログインし、「許可」を選んでください。
3)自社データでのレポート利用が可能となりましたので、「ビューを選択」から見たいビューを選んでください。これで完了です。
レポートを編集したい場合は、「このレポートをコピー」するを選んで、コピーすると編集を行うことが可能となります。
こんな感じでGoogle Data Studioを活用いただきつつ、更に楽をしたいということであれば、KOBITのサービスもおすすめです!
KOBITではGoogle アナリティクスと連携することで、自動かつ簡単にレポートを作成してくれます。KOBITを活用する3つのメリットは
となり、Google Data Studioとは違った特徴があります。
興味がある方はぜひ詳細をご覧ください!
【著者プロフィール】
小川 卓(おがわ たく)
ウェブアナリストとして、マイクロソフト・ウェブマネー・リクルート・サイバーエージェント・アマゾンで勤務後、フリーに。複数社の社外取締役やデジタルハリウッド大学院の客員教授として活動.。コンサルティング・勉強会・執筆に従事。
主な著書に「ウェブ分析論」「ウェブ分析レポーティング講座」「漫画でわかるウェブ分析」「Webサイト分析・改善の教科書」「あなたのアクセスはいつも誰かに見られている」など。
※KOBITブログでは、毎月1~2本程度、小川卓さんに記事を寄稿いただいております。
どれも興味深い記事となっておりますので、ぜひ他の記事もご覧下さい。
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